ビールの種類の基本
02.13.19
世界に何百種類とあるビール。
色の違いや透明度の違い、そして味の違いなどの多様性から、「色んなビールがありすぎてややこしい」と戸惑ってしまう方もいるはず。
しかし、ビールは大きく分けると2種類なのです。
ずばり、「ラガー」と「エール」。
この2つの違いは、色ではなく、酵母にあります。
皆さんがよく耳にするのは「ラガー」だと思います。
日本でメジャーなラガービールは、下面発酵ともいわれ、すっきりした味が特徴です。
ドイツが発祥の地で、今のドイツでもラガーが主流です。
一方エールタイプは、上面発酵ともいわれます。
エールビールには様々な風味のものがありますが、ラガーと比べると、味が濃くて濁り気味のものが多いです。
しばしば、「フルーティ」と形容されることも多いのがこのエールタイプです。
では、ビールの色の違いはどこから来るのでしょうか。
その答えは、「モルト」にあります。
モルトとは、大麦の麦芽のことです。
麦芽の焙煎温度により、色が濃くなったり薄くなったりします。
どの色のモルトを使用するかにより、ビールが黄色になったり黒になったりするのです。
さらに、スペシャリティモルトと呼ばれるモルトもあります。
これは、通常のモルトに混ぜて使われ、特別な風味をたす働きがあります。
例えば、チョコレートモルトは、チョコレートのような香りをビールに持たせることができます。他にも、キャラメルモルトといったユニークなモルトがあります。
※大麦ではなく、小麦の麦芽を使ったビールも存在します。ホワイトビール(白ビール)と呼ばれるもので、ベルギーやドイツで作られています。
酵母の違いによる「エール」「ラガー」という分類、そして使用するモルトの違いが、ビールの種類に多様性をもたらしているのです。
「自分の好みのビールがわからない」という方は、たくさんのビールを置いている居酒屋さんで、店員さんに自分の好みを伝えてみるといいでしょう。
たくさんの種類のビールの中から、好みにあったビールをおすすめしてくれるはずです。